京都府女性薬剤師会の公式ブログです。
by yes-we-can-2009
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京都・岡山・山口ブロック研修会 皆様お世話になりました。盛会裡に終わらせて頂きホットしています。
c0202290_15395128.jpg紅葉で賑わう京都に日女近藤会長、岡山の片山ブロック長、山口の杉山会長はじめ多数の先生方に来ていただきました。
c0202290_15451399.jpg 薬剤師人口の6割強を占める女性薬剤師は、自分が学ぶだけでなく、職能向上のために行動する人間でありたいと願っています。

c0202290_1553352.jpg 最近の薬事行政について、京都府健康福祉部薬務課 薬務課長 川原崎功先生は「登録販売者による一般用医薬品販売」「薬物乱用への啓蒙」「後発医薬品やワクチン接種に関する諸問題」に要約してご講演いただきました。

脳梗塞と脳血管内治療 蘇生会総合病院 大橋経昭先生
 中風とか中気といった時代を経て脳出血、脳梗塞、脳塞栓のしかも部位まで判別できる今日ではあるが、脳虚血ペナンブラという救済領域が存在し、そこへいかに早く治療に入るかで予後が決まる。心臓マッサージを超早期に行うように言われているが、心臓を動かすためではなく脳の血流を止めないためである。これに対応出来る機関も器機も技術も十分でなく、運よくそこへ行き当たるのは難しい。最近肝臓の局所動注のために開発されたマイクロカテーテルを頭蓋内動脈に使えるようになって、新しい展開がでてきた。患者の不具合を診たとき、その疾患の憎悪の前にクスリの副作用チェックの必要を体験した。これは今日のために意図して引き出したものではなく、ヒポクラテスの教えとして訓育されていることでもある。


c0202290_174823.jpg糖尿病環境因子と時代的変化 土井内科 土井邦紘先生
 日本人は貧しい国の糖尿状態を呈し肥満でない人の糖尿病が多い。理由は栄養状態の不良な時代に乳幼児期を過し、筋・肝・腎・膵等臓器発育不全でβ細胞インスリン分泌の低下している高齢者が、薬は使っていても、80歳はなんのその、合併症さえ出なければ気にせず生活できる。しかし運動不足、加齢、ストレス、遺伝子などの要因による内臓脂肪は多く、腎不全、失明、下肢切断と言った顛末にいたる者も多い。HbA1c6.0%以下で良好なコントロールにある患者が必ずしも好ましい結果に繋がらない所見を見る。「インスリン抵抗性糖尿」「食後高インスリン糖尿」など病態は多様であり、治療法も一人ひとり異なり、血糖値以外をも攻めなければならない。成人の5人に1人が糖尿と言われる国民病になった現在、嘗ては遺伝疾患と言われたこの病の変貌に驚くと同時に、肥満症・動脈硬化性疾患をも加味して個々の治療をすることが望まれる。
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by yes-we-can-2009 | 2009-12-11 14:11 | HP補足
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